「オホーツクブランド形成」に対する北見工業大学が果たす役割の象徴が、オホーツクブランド応援サイト「オホ愛(ラブ)」です。大学サイドからの協力というと、技術面に偏りがちですが、「ブランド形成」に対して、それだけで良いのかという疑問がありました。
「ブランド形成」に対して重要なのは、「熱心なサポータ」ではないか?大学には、オホーツクを愛してやまない学生がサポータ予備軍としているじゃないかと考えたところに「オホ愛」プロジェクトの原点があります。
平成18年度は、私が担当する学生の卒業研究のテーマとすることに加えて、情報システム工学科の「情報システム工学実験III」と「情報システム工学実験IV」の私が担当するテーマにおいて、オホーツクブランド形成支援を取り上げました。
「情報システム工学実験III」では、オホーツクブランド認定商品である「シャンティ」をとりあげた「シャンティ」プロジェクトを実施しました。「情報システム工学実験IV」と「卒業研究」では、さらにそれを発展させたものとして「オホ愛」プロジェクトを実施しました。
「オホ愛」プロジェクトの素晴らしい点は、学生が単なるボランティアとして参加しているのではなく、教育・研究の一環として携わっていることです。「オホーツクブランド形成支援」というテーマは、ICT活用の格好のターゲットです。しかも、卒業研究というある程度すすんだレベルだけではなく、ICTの基礎教育・先端教育においてもテーマ設定ができる優れものです。「オホーツクブランド形成支援」を具体的なターゲットとして,現状の基礎技術や最新の技術を学んでいけるのです。
H18年度の「オホ愛」プロジェクト(情報システム工学実験IVの分)は、H18年10月下旬にスタートしました。
オープンソースのPloneと呼ばれるコンテンツマネジメントシステム(CMS)に関する学習の中で、「オホーツクブランド形成支援」をテーマとして、「オホ愛」サイトの企画を行いました。「オホ愛」プロジェクトといっていますが、「オホ愛」という名前もこの企画時に生まれたものです。認証企業へのインタビューや消費者アンケートなども行い、コンテンツ作成の全過程を体験してもらいました。学生の皆さんには、楽しんで興味を持って、しかも積極的に学んでもらえたようです。社会人常識・マナーの勉強にもなったようです。
さらに、「オホーツクブランド形成支援」というテーマは、学生自身がオホーツクを詳しく知るきっかけにもなり、その結果、オホーツクへの愛がより一層深まります。
そして、ベンチャーマインドの育成、地域貢献への意識が高まるなど、良いことが目白押しです。学生ならではの視点も取り入れつつ、ICTの教育・研究プラットホームとして今後も、「オホ愛」は進化していきます!
北見工業大学 情報システム工学科 講師 後藤文太朗
オホーツクブランド応援サイト『オホ愛』 → 